静岡県中部視覚障害団体連合会事業報告令和4年度へ令和3年度へ令和2年度へ平成30年度へ平成29年度へ第1回社会生活訓練事業☆古典落語・寄席気分 日 時:令和4年7月10日(日)13:15〜16:00 会 場:シズウエル5階集会室 参加者:会場10名、オンライン15名、合計25名。 講師:土居由知 座席は1テーブルに1名とし、消毒、換気、体温測定し感染リスクの軽減に努めた。 会場ではおつまみを配布し寄席気分を楽しんだ。 落語寄席の雰囲気をより楽しむため出囃子や用語についての解説がありわかりやすかった。 参加者からの感想: とても楽しかった。社会で位ニュースが多いが今日は楽しめた。 生の落語を聞いてみたい。 演者の体調により言語がはっきりしないところがあった。 師匠のそれぞれの特徴があり面白い。 中視連会長 梅原 慈香 グロック交流事業開催日:令和4年9月25日 参加者:30名(ガイドを含む) 浜松視覚障害者福祉協会との活動発表や会員の自己紹介。昼食後に楽しく交流しました。 お食事処手作りのお豆腐にこれまた手作りの味噌で仕上げた豆腐田楽が絶品でした。 ◎道の駅 門出 シャインマスカット、ウナギ弁当、お茶ティーパックなどなどおさかなお肉、加工品など市価より安いものもあり新鮮でした。 珍しい商品に目をうばわれっぱなしで、たくさん買ってきました。 全体にゆったりとした時間配分でしたのでのんびりと楽しむことができたと思います。 中視連会長 梅原 慈香 第2回社会生活訓練事業◇市視協バスツアー 日時:令和4年9月25日(日) 8時30分〜16時30分 参加者:21名 行き先:アクティ森、道の駅 門出。 ◎アクティ森 樹脂粘土体験21名。 小物、キーホルダーや動物などをカラー樹脂粘土で思い思いに手作りしました。 交流会の間に焼きあがった作品は、バスの中でお互い見せ合い、なかなかの出来に皆さん笑顔でした。 第3回社会生活訓練事業■iPhoneを使って歩行ナビの神髄に迫れ! 〜実際に歩いて、リアルに確認。ほんとに目的地に着けるの?〜 日 時:令和4年10月23日(日曜日)、13時15分から16時ごろまで 会 場:県教育会館地下会議室B 参加者:16名 *セノバから杏林堂へナビによる体験歩行。 使用アプリ:ナビレコアプリ、Googleマップ 事前にナビレコを作成(講師・井上、理事・片平) 体験者8名 講師:藤中方子、川嶋健太、井上翔太。他ボランティア3名 内容: 13時15分 自己紹介、ナビアプリについて 13時25分 ナビレコやGoogleマップを活用した歩行について 13時35分 設定やデータダウンロード、AirDropでのデータ送受信 14時00分 歩いて見よう! 15時00分 感想、その他のナビアプリについて情報交換 15時30分 終了 参加者からの感想: Aさん 誘導する時に何も反応しないと不安になる。たくさん操作していくことで慣れていく。これから使ってみたい。 Bさん Googleマップは、無言になるところもあるので不安。ナビレコは、頻繁にしゃべってくれるのでわたしには使いやすかった。 Cさん ナビレコを使った。ナビは少し前に案内することがわかった。ブルブルいう方に歩くとわかった。何時の方向という案内があるが車道を示す時もあるので不安になる、自分の判断で歩くことが大切。 Dさん 実際歩いてみて、使い方がわかった。一人で歩くときは不安。田舎はなかなかマップを使うほど建物がないがまずは病院など、頻繁にいくところでヘルパーさんと一緒に行った時に録音してやってもいいかなと思う。 Dさん お店の角や横断歩道は、教えてくれた。Googleは、初期設定がしっかりできてなくてうまくいかなかった。また挑戦してみたい。 Eさん 往復でナビレコを使った。間違った方に向いていたら、ナビが正確な方向になった時に振動して教えてくれてわかった。 Fさん 杖歩行8年ぶり。ナビがあると信用しすぎではだめ。事故につながるのでナビ歩行も使い慣れないとだめ。 中視連会長 梅原 慈香 支部活動支援事業市視協拡大新年会 日時:令和5年1月15日(日) 12時〜15時 主催:静岡市視覚障碍者協会 共催:中部視覚障害団体連合会 参加人数:29名 会場:お魚のおいしいお店 昇竜 メニュー:3種のお通し、カブらのあんかけ、大根の煮物、身の引き締まったお刺身、牛ランプ肉のステーキ、焼きおにぎりのお茶漬け、アイスクリーム。 もう、それはそれは美味でした。みなさん笑顔でお話交流も盛んでした。 コロナ対策都市て入店前の体温測定と手指消毒、テーブルごとのアクリル板設置、マスク会食をお願いしました。 静岡市の会員のほか中視連会員、掛川、浜松市からもご参加いただき正解でした。 おひとりに1枚ずつ布製手作りコースターをプレゼント!(寄付による) 中視連会長 梅原 慈香 第4回社会生活訓練事業◆視覚障害者の在宅避難を考える集い 日時:2023年2月12日(日)13時15分〜16時15分 会場:県社会福祉会館シズウエル103会議室 主催:静岡市視覚障碍者協会 主幹:中部視覚障害団体連合会 会場参加者:30名 (ズーム配信有) パネラー紹介 静岡市福祉企画課課長補佐:宮原和寿様 静岡市社会福祉協議会会長:三重野隆志様 同地域福祉部長・災害ボランティア担当:川島徹也様 葵区民児協常任理事、麻機地区会長、民生委員:大石信弘様 信仰:静岡市視覚障害者協会副会長菅豊彦 1 パネルディスカッション (宮原様) ・市としては、道路整備、施設補強、防災の知識を深めるための講演会。(自主防災、避難計画 等) ・自主防災の取り組み @ 居住する地域のハザードマップで把握すること。 A 建築物の耐震化、家具などの転倒防止措置 B 出火の防止 C 避難訓練への参加 D 避難場所、避難経路、家族の連絡先の共有 E 食料、飲料水、必要備品の備蓄(最低 7 日間) F 情報発信デバイスの確保(同報無線、防災ラジオ、テレビ、ラジオ) ・自宅が安全だと確認ができるようなら、在宅避難も避難の一つの方法。 ⇒居住地域が、土砂災害、津波被害があるような地域は、立ち退き非難が前提。ハザードマップで確認してほしい。 (三重野様) ・まずは、お住いの地域の自治会に加入していただきたい。 ・避難所は、体育館の安全が確認できてから開設される。 ⇒自分の食べ物や衣服は自分で、持っていく。 ⇒避難所が開設されるまでは、テントで過ごすことになる。 ・在宅避難中は、情報を得るために在宅避難を自治会に情報共有しておく必要 ・地区によって、避難所設置訓練、宿泊訓練等の実施の有無は様々。 (川島様) ・在宅での生活を守るような支援をする体制を作っている。 ・社協では、災害ボランティアセンターの設置が義務付けられている。 ・普段から情報を獲得するための手段をもっておく。 ⇒インターネット、SNS、自治会、⇒当事者からも、もっと情報発信できるシステムを作っておく必要がある。 (大石様) ・民生委員(任期3年)の災害時の取り組み ⇒東日本大震災の折、避難の支援にあたっていた民生員の命が失われる事例があり、要援護者避難に関する指針が示された。 @ まずは、自分の命と家族の安全を守る。 A 民生委員のできることは、限られている。避難支援を積極的には、行わない。支援につなげる役割を担う。 B 日ごろからの地域住民同士の関わり合い支援はしていきたい。 ・避難要援護者の名簿もかなりの人数。ほとんどが高齢者。 ⇒発災時は、対応できないことが多い。多くても一人につき 2 人くらいしか対応できない。 ⇒隣近所から支援が受けられるように、日ごろからの繋がりが大切。 C現在9月23日の豪雨災害時の動きについて民生委員にアンケートを取っている。 2 質疑応答 ・民生委員の名簿は、だいたい誰も 100 名なのか? ⇒民生委員によって把握している名簿の人数は違う。大石さんは、400世帯のうち 100 人を把握。高齢者が多い地域。 ⇒福祉課も把握できていない。 ・発災時の消防団の役割について知りたい。 ⇒現在、団員の人員が減少している。消防車が来る前に消火活動をするが、発災時にどのくらい機能するかはわからない。民生委員と同じくらい。 ⇒昨年の清水地区の水害の際には、水防団も活動した。 ・社協の発災時の働きについて ⇒避難所の運営はしない。地域で困っている人の支援は、災害ボランティアを派遣する仕事。 ⇒災害ボランティアができることは、物資の支給、災害ごみの片づけ等。 ・民生委員の働きについて ⇒地域住民への声掛け。実際には、うまく機能していない。ある一定のところで、その働きは泊まってしまっている。強制力はない。 ・清水の水害は、生命の危険はなかったが日常生活が困る。水や災害ごみへの対応がすぐにできていなかった。 ・視覚障害者がわかるハザードマップの作製をしてほしい。点字図書館等への委託を検討してほしい。作成にあたり資金面の支援も。 ⇒市で検討する。 ・要援護者登録の更新について ⇒10 年前に調査があったが、更新はされていない。 ⇒更新する内容があれば、市に連絡して名簿登録の用紙を送ってもらう。毎年 6 月が締め切り。10 月に更新している。 ・民生委員への連絡→自治会長さんに連絡または公開されている名簿に電話番号が出て居るので自分でコンタクトをとる。 パネラーからの感想。 このような集まりは意義深いと感じる。 避難等支援については個人では難しいため、どうしていくのか各団体でルール化していく必要を感じる。 中途視覚障害者相談会日時:令和5年2月26日10時〜15時 担当支部:榛南支部 蓮池 悟志 会場 中視連榛南支部長宅 参加者総数 3名 事業内容: 1・中途視覚障害者対象の電話相談 2・86歳独居の男性から医療機関の相談。 3・新規手帳取得者から、相談会の目的と手帳の利用方法に関する相談。 事業効果: @ 御前崎市、牧之原市それぞれ1名から相談が寄せられた。 A 手帳取得時に担当課から十分な説明がないことが改めて明らかになった。 榛南支部 蓮池 悟志 第1回社会生活訓練事業★プロから学ぶ日本酒講座 日 時:令和3年7月11日(日) 13時30分〜15時 会 場:シズウエル1F101会議室(定員54名) 講 師:戸塚雅也様(株式会社ヴィノスやまざき) 参加者:21名 内容 静岡県内で一番古い蔵元である初亀酒造の日本酒5種を常務の橋本さんからの解説を伺いながら味わった。ヴィノスやまざきからは4種のちーずがおつまみとして提案され今までにない味わいに、日本酒との素敵なマリアージュを発見し驚きの声があがった。蔵元のお話はとても興味深く、さらに様々な質問があがった。 丁寧でわかり易い説明により、これまで触れることのなかった酒造への感心が高まった。 静岡の特産物や鮮魚などとの取り合わせを楽しめる酒造を心がけてきた初亀の銘柄なだけに、自作のつまみを用意し味わってみたいと思う。 会場からの声 ・こんなに飲みやすいとは思わなかった。 ・酒粕はいつどこで購入できますか? ・チーズとこんなに合うとは思いませんでした。 ・からからべっぴんが一番好きです。等 中視連会長 梅原 慈香 コミュニティ静岡21・第2回社会生活訓練事業日 時:令和3年12月19日(日)10時〜16時 会 場:静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」 2階映像ホール 参加者:50名(ズーム参加含む) 内容 第1部(10時15分〜12時30分 「たのしいビートルズ、何度聞いても飽きないね、リプライズ」 講師:土居由知(ビートルズ愛好家・音源コレクター) 第2部(13時15分〜14時30分) 「午後のひととき、トランペットに耳を傾けて」 講師:小澤保雄(トランペット奏者)、窪田由佳子(ピアノ奏者) ブロック交流事業 お楽しみ大抽選会 14時45分〜15時45分 参加者からの感想 深く掘り下げられたビートルズの話がとても興味深く面白かった。 若いころのポールの声があんな声だとは知らなかった。 トランペットの繊細な演奏に心を揺さぶられた。 トランペットの様々なジャンルの演奏に聞きほれた。 抽選会で当たったタイマーがとても使いやすくてうれしい。他の方が宛てた秤が欲しいので日視連の用具購買所サイトを見てみたい。などなど。 中視連会長 梅原 慈香 社会生活訓練事業令和4年2月13日実施予定 かご作り体験 コロナ感染症蔓延防止期間中であり、作業にあたっては講師、ボランティアと参加者が密接状態になる恐れがあるため中止といたしました。 中途視覚障害者生活相談会日時:令和4年2月20日(日) 10時〜15時 場所:牧之原市波津623-3(榛南視覚障害者協会・会長宅 参加者総数 1名 事業内容 @ 地域の中途視覚障害者を対象とする電話相談。 A 毎回歩行訓練士と当事者を講師に実施しているが、コロナ禍で電話相談で実施。 B 相談者1名 事業効果 @ 常時電話による相談が可能な事を周知できた。 A 視覚障害について家族にも情報提供できた。 榛南支部 蓮池 悟志 ◇イベント開催の考え方について 令和2年度はコロナ感染症蔓延により、これまでのようなイベント開催が難しくなり今もその状態は続いています。感染が恐ろしく家から出られない生活をしている高齢当事者も多く、安心してご参加いただけるように工夫が必要となりました。世間でもオンラインの講座や演奏会などが開催されるようになり当団体もパソコンやスマホ、タブレット、携帯電話で音声を頼りにオンライン参加を企画することに致しました。 とにかく慣れるようにと最初は講師を招いてご指導いただきながらイベントに参加していただきました。感染対策を施したうえでのリアル会場参加でもクラスター発生を起こすことなくイベントが開催できたことを糧に次年度へ引き続いてゆけるようにと考えております。 中視連 会長:梅原 慈香 社会生活訓練事業およびブロック交流事業など/H3> |