青年部社会生活訓練事業報告令和2年度第1回青年部社会生活訓練事業開催日:令和2年12月20日(日) 参加者:16名 (会員12名 講師、講師補助、ヘルパー、合わせて4名) 日程 10:30〜12:00 ナビレンズのアプリ検証 14:00〜15:30 歩行に関する学習 さる12月20日東部地区におきまして、第一回青年部社会生活訓練事業を開催しました。 コロナウイルス感染症が広がっている昨今ですが、消毒対策、検温などを実施し、無事開催することができました。 当日は会員、講師、講師補助、ヘルパーを含めて16名が参加しました。 午前中はクレマチスの丘にて神戸NPO・EYE-コラボレーション神戸および、現地のスタッフの指導の下、ナビレンズというアプリを使用し、館内の道案内や、美術作品に関する解説などを聞きました。 展示品の説明はとても詳細で、絵の様子がよく伝わってきました。 また入館前に建物全体の地図を触る場所があり、それが全体像をつかむうえでとても役立ちました。 道案内のガイダンスも壁まで何メートル、ここから右に何メートル行くとレストランがある、○○の作品がここから何メートル先にあるなどととても詳細に説明しており、歩行の手助けになりました。 また美術作品も、絵の内容が簡潔に説明されており、分かりやすい印象を持ちました。 今後の課題として、説明のタグをアイフォンのカメラが認識できないことがあったこと、タグが設置されていない作品があったこと、スマートフォンのバッテリーの消耗が激しいことなどがあげられました。 しかし、それらの課題が解決すれば、視覚障碍者が触る、聞くという両面から美術鑑賞することができるとともに、単独で館内を歩くことができる可能性を感じました。 午後は、歩行訓練士の堀江様をお招きし、歩行に関する座談会と、それに基づくアドバイスを伺いました。 常に自力歩行をする人が改めて歩行訓練をする重要性、歩行で白杖を折られるななどのトラブルに巻き込まれた場合に、相手としっかり話し合いをして伝えていくことや、そのさいに自らが正しい白杖の使い方、歩き方をしていることが重要になることなどを分かりやすく話していただきました。 また白杖を折られるなどの事故に巻き込まれたとき、歩行訓練士が事故の現場検証に立ち会ってくださるとの情報もいただき、とても有意義なものになりました。 今回の事業ではアプリを使った美術展の鑑賞や、歩行に関する知識を共有することで、新たな発見をすることができました。 今回参加できなかった方もぜひ次回は参加してください。 沼津支部 小倉 裕二 令和元年度第一回青年部社会生活訓練事業日 時:令和元年7月28日 13:00〜15:30 会 場:静岡医療福祉センター 参加者:15名 内 容:同行援護について。 第2回青年部社会生活訓練事業日 時:令和元年10月26日 9:30〜14:30 会 場:静岡視覚特別支援学校 参加者:6名 内 容:ゴールボール体験 相談コーナー 第3回青年部社会生活訓練事業日 時:令和元年11月2日 12:30〜14:00 会 場:浜松視覚特別支援学校 参加者:10名 内 容:チラシ配布 型はめパズル 点図 将棋 囲碁 百人一首 視覚障害相談 第4回青年部社会生活訓練事業日 時:令和元年12月22日 13:30〜16:30 会 場:音戯の郷 参加者:19名 内 容:音戯の郷見学、体験 浜松支部 五十嵐 正吾 平成30年度第1回青年部社会生活訓練事業日 時:平成30年10月14日(日) 13:15〜16:30 会 場:静岡県総合社会福祉会館 シズウエル 5階 集会室 参加者:会員7人、ボランティア3人、講師1人。 内 容:パソコン講座 エクセル入門 今回の事業ではエクセルについて学びました。参加者は普段エクセルを使用している人から初心者の方までそれぞれでした。 前半はエクセル経験者が視覚障害者協会の予算表に数字や文字を打ち込んだり、エクセルをより音声で使いやすくする方法を教えていただいたりしました。 前半のもう一つのグループはエクセル未経験者でゲームをしながらエクセルの仕組みを学びました。 後半は前半にゲームでエクセルを学んだ人たちが実際エクセルに文字入力を行いました。 参加者からは「久しぶりにエクセルを触り思い出した」、「新たなことを知ることができた」など良い言葉がでました。 これからも青年部でパソコン教室を行い、多くの人がパソコンで仕事をしたり楽しんだりできるようにしたいです。 浜松支部 五十嵐 正吾 平成29年度第1回青年部社会生活訓練事業開催日:平成29年7月30日(日) 場 所:浜松市富士マリーナ 参加者:21名 内 容:ブラインドセーリング体験 参加者は付き添い含め8人でした。参加者8人に対し、日本視覚障害者ブラインドセーリング協会浜名湖支部の皆様13人が、サポートしてくださいました。中には全盲、弱視の方が数人いました。 参加者8人を4グループに分けて乗船しました。4グループのうち、2グループは午前セーリングの講義を1時間程度受け、残りの2グループがセーリング体験しました。 私は午前セーリング体験をし、午後は講義を受けました。セーリング体験では初めエンジンで走っていたのですが、しばらくしてから風で走りました。時速はだいたい5・6kmです。 セーリングの大会では、晴眼者2人、視覚障害者2人で行うようです。視覚障害者は、主に大きい方の帆の操作や、舵取りを行います。 舵取りを体験したのですが、ヨットが真っすぐ進むように調整するのが難しかったです。しかし、風がありあまり暑くなく、ヨットの揺れや風を感じ良い気分でした。 ヨットについてですが、長さが7m、高さが10m、重さが1.2トンです。船底にキールト言われる重りがついているのですが、それだけで400kgあるようです。 午後の講義では、ヨットの模型を触らせていただきながら、進む仕組みや構造など、多くのことを教えていただきました。 最後には、岸に上げられたヨットを触らせていただき、大きさを実感することができました。 参加者からは、「気持ち良かった」、「舵取りが難しかった」など多くの乾燥が出ていました。 現在浜名湖支部では、一緒にやってくれる方、体験してみたい方を募集しているそうなので、興味がある方はぜひホームページを見たり連絡したりして見て下さい。 日本視覚障害者セーリング協会で検索するとホームページが出て来ます。 初めての経験ばかりで、とても充実した時間を過ごすことができました。 浜松支部 五十嵐 正吾 平成28年度第1回青年部社会生活訓練事業日 時:平成28年10月16日(日) 10時〜12時 会 場:静岡県総合社会福祉会館音楽室 参加者:13名(視覚障害当事者11名、ヘルパー2名) 講師:SPAC(静岡県舞台芸術センター)俳優木内琴子さん 内容:上手な歌の謡い方。 1 初めに木内さんからSPACの紹介と自己紹介がありました。その後参加者の自己紹介に移り各自が好きな音楽や歌に対する思い等を語りました。 自己紹介後は準備運動を行いました。筋肉のストレッチ、各関節の運動など全身を動かして、身体を歌える状態にしました。 初めは姿勢について学びました。 1 個々が起立した状態で木内さんに正しい姿勢かどうか見てもらいました。参加者の姿勢は肩先が前に出た猫背が多かったです。良い姿勢は頭上にひもがついていて天井からぶら下げられている感じと教えていただきました。 起立時に耳・肩先、外くるぶしが一直線になり、足を肩幅に開くと良いというアドバイスをいただきました。この姿勢になると普段猫背の方は背筋が疲れると言っていました。普段から良い姿勢を保つことの難しさと大切さを学びました。 歌って気付いたのですが、良い姿勢の方が声を出しやすいし良い声が出ます。 姿勢について学んだ後は腹式呼吸を使った声の出し方を教えていただきました。 臍下3寸(丹田)を意識して呼吸をすると良いことを教えていただきました。 実際木内さんが声を出している時お腹の筋肉がどのように変化しているか触らせていただきました。吸気時は膨らみ、呼気時は凹んでいました。 簡単なようで腹式呼吸によって声を出すことはとても難しかったです。また体力を使いました。少し声を出しただけで筋肉が疲れ体中が暑くなりました。 最後に木内さんが歌の練習時に使用しているボーカル・トレーナーという機械から出る音を聞きながら声の出し方を練習しました。この機械は色んな曲が入っており音程やリズムの変化に合わせた声の出し方を練習できるようでした。参加者の中に興味を持った人がいるようでした。 この機会に声を出す練習の際には母音を出す時の口形を教えていただきました。普段あまり意識したことがないことだったためとても新鮮でした。機械で練習したことにより様々な音程、リズムを腹式呼吸を使った声出しで楽しむことができました。 終わった後は参加者全員疲れきっていました。 今回の社会生活訓練事業では良い声の出し方を実践を交え楽しく学ぶことができました。 視覚障害者にとって「声を出す」ということは非常に大切だと思っています。 今後は今回学んだことを活かして、会話や歌の際聞いている人が心地よいと思える声が出せるように努力したいと思います。 青年部副部長 五十嵐 正吾 平成27年度第1回青年部社会生活訓練事業開催日:8月23日(日) 参加者:21名 会員8名(沼津支部1名、静岡支部6名、浜松支部1名) 非会員9名 講師および講師補助4名 日程 11:00 富士宮焼きそば作り 13:30 富士山浅間大赦の参拝(作法や神社の歴史について学ぶ) 14:30 自由散策 15:00 終了 報告および感想 さる8月23日富士宮市内で第一回青年部社会生活訓練事業を開催しました。当日は新規参加者も含めて21名の人が参加しました。 午前中は講師の指導の下、富士宮焼きそばを作りました。 参加者の調理経験は様々でしたが、講師のていねいで分かりやすい説明のおかげで、キャベツを切る、天かすを混ぜる、鉄板を使って、へらで混ぜながら焼きそばを蒸すという工程を楽しみながら学ぶことができました。また自分で焼いた焼きそばの味は格別でした。 参加者からは、普段料理をすることが少ないので良い経験になった、キャベツを切るのが難しかった、最初は不安があったが丁寧に教えていただいたのでスムーズに作ることができた、家で作ってみたいなどという感想を頂戴しました。 午後は富士山本宮浅間大社を訪れ、大社やその周辺の歴史、参拝の作法についてガイドボランティアから話をうかがいました。 また富士山の湧き水や建立された仏像を自家に触ったり、お清めの方法や、流鏑馬の意義や歴史などについて学んだりすることができました。 今回の事業では新たな知識を身に着けたり、自分で作る喜びや人と交流する楽しさを感じることができました。今後ともこうした事業を行い青年部同士の交流をはかっていきたいと思います。今回参加できなかった方もぜひ次回は参加してくださいね。 沼津支部 小倉 裕二 ご意見、ご質問などございましたら、メールでこちらまでお寄せください。 問合せ先 公益社団法人静岡県視覚障害者協会事務局 〒420-0856 静岡市葵区駿府町1-70 静岡県総合社会福祉会館内 電話/FAX: 054-251-8090 (祝祭日を除く月曜日から金曜日まで12時30分〜16時30分) ■各部紹介のページに戻る ■トップページに戻る 公益社団法人静岡県視覚障害者協会 E-mail: info@shizuoka-kenshikyo.org ※ @は半角に置き換えて下さい Copyright since2004 (公社)静岡県視覚障害者協会. |